さいたま市の社労士、栗田社労士事務所です。~企業の法務部が担う業務とは③~
皆さんこんにちは。
さいたま市浦和区を中心に活動している、社労士の栗田です。
法律によって厳しい規制がかけられている業種では、関連する業法(特定の業種がどのような営業を行うかについて、公共の福祉のために、一定の制約を設ける内容の法律)の対応が、法務部の重要な業務となっています。
また、ライセンス活動や特許訴訟は法務部ではなく、知的財産部が担当する企業もあります。
以上のように、法務部の役割に専門性が求められるようになってからは、各企業においても、大学法学部出身者が法務部に採用されるケースが増えているようです。
また、法科大学院出身の弁護士が、企業の法務部に所属するケースも珍しくなくなりました。
一方で、企業によっては、管理業務のアウトソーシングが進んでおり、法務もその例外ではありません。
法務部の人数を最小限にとどめ、重要な契約審査を専ら外部の弁護士に依頼する企業もあります。
この場合、法務部員には、外部の弁護士との調整能力が重視されるといえます。
企業の法務部は、自社のビジネスをよく理解したうえで、法律の知識を使っていく必要があります。
そのためにも、関連部署と連携をとりつつ業務を行うことが大切です。
企業全体としてリーガルリスクを減らし、企業価値を高め、ビジネスを推進していくことが求められる時代であるため、法務部の果たす役割については、今後ますます期待が高まっていくものと見られます。
また、企業の法務部は、難しい法的問題を扱うというイメージから、企業のなかで近寄り難い存在になりがちです。
法務部の業務を円滑に進めるには、法務部がほかの部署からアクセスしやすい関係性を築くことも大切です。
外部の顧問弁護士と異なり、企業の法務部は、企業のビジネスや企業内部の事情をよく把握しています。
だからこそ、法的に「これをやってはいけない」と伝えるだけでなく、「こうすればできる」などの積極的なアドバイスができるよう、同じ会社の仲間としての視点を大切にすることが重要です。
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さいたま市浦和区上木崎7-11-23-702
栗田社労士事務所
特定社会保険労務士 栗田 隆之
TEL:090-9130-9483
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