さいたま市の社労士、栗田社労士事務所です。~建設現場の安全対策を徹底するには①~
皆さんこんにちは。
さいたま市浦和区を中心に活動している、社労士の栗田です。
建設業では、さまざまな建築資材を取り扱います。
また、工事を進めるにあたり、取り扱いに注意が必要な機械や道具類を用います。
そのため、ほんの少しの気のゆるみが事故につながることも多いといえます。
そこでここでは、建設業における安全対策について紹介します。
厚生労働省が作成した『建設業における労働安全衛生対策』では、公共工事における死亡災害は2月に多く発生しているとしています。
これは、年度末の3月を工期末とする案件が多く、2月は追い込み時期にあたるためだと考えられます。
現場で行ったヒアリングの結果、工期を守るため急いで作業をするようになり、現場があわただしくなることや、多数の建設業者が出入りして現場が錯綜していることが分かっています。
そのような状況下では、一歩間違えれば事故に繋がるような、見逃しや気のゆるみなどが起こりやすいといえるでしょう。
また、建設業には、そもそも安全対策が難しい一面があります。
たとえば工場であれば、同じ場所で同じ工程を繰り返すことが多いため、作業工程の改善にも取り組みやすいでしょう。
しかし建設業の場合、構造物が毎回異なるため、その都度、作業計画を立てたり、具体的な工程に落とし込んだりする必要があります。
もちろん先を予測しながら作業計画を立てていきますが、実際に工事が始まってからわかることも多くあることが、安全対策が難しい理由としてあげられます。
また、さまざまな会社から集まった下請工事業者が同じ現場で働いており、工事が終われば現場は解散となるため、継続的な対策を講じにくいことも大きな要因のひとつといえるでしょう。
さらに建設業界における現状として、従事者の高齢化に伴う機能低下も懸念されています。
加齢による注意力が低下したり、疲れやすくなるといった身体的な問題も、事故やミスと無縁とはいえません。
つねにミスが起きることを想定し、ミスを最低限に抑える対策を講じる必要があります。
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さいたま市浦和区上木崎7-11-23-702
栗田社労士事務所
特定社会保険労務士 栗田 隆之
TEL:090-9130-9483
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